監督:ベルトラン・タヴェルニエ
出演:ルイ・デュクルー/サヴィーヌ・アゼマ
<あらすじ>
1912年。パリ郊外の田舎のある日曜日。
老画家ラドミラル氏の邸宅に、都会に住む息子夫妻と三人の子供たちが来る。
続いて画家の娘イレーヌが愛犬と共に訪れ、賑やかな一日が始まり・・。

起伏もなく、淡々と進むストーリーが最初は退屈に感じてたけど
主人公である老人の気持ちが見えてくると途端に興味深くなる。
老いて来る自分を認められず、孫たちのことも、見ているようで
ちゃんとは見ていない。受け入れられないのかもしれない。
孫娘が木に登って降りられなくなり、泣いてるのに
それには目もくれず、「お茶の用意をさせよう」なんて
シレっと言っちゃうくらいだし。
劇中に何度か出てくる若かった頃の回想シーンは
ラストのアトリエでのシーンを際立たせていた。
老いた自分の手を見つめ、新しいキャンバスを立て掛けて
もう過去には戻れないと観念したかのような。
絵画のような綺麗な風景や流れるような場面切り替えとは対照的に
なんだか寂しい映画だ。気が重くなるような感じではないけど。
CATV